米国共産党調書「英訳」プロジェクト

はじめに

本プロジェクトで総合統括を行う情報史家・評論家の江崎道朗です。私にとっては初めてのクラウドファンディングとなります。皆様のご支援をいただきますようお願い申し上げます。


本プロジェクトで英訳出版をしたい『米国共産党調書』の現代語訳日本語版は、私が2021年6月に育鵬社より出版しました。現在進行形の共産主義の脅威に立ち向かうために、現代の読者に読みやすくなるように編訳を行ったものです。


本プロジェクトを立ち上げた理由

 1995年にアメリカ政府が、戦時中のソ連と在米スパイとの暗号電報を傍受・解読した「ヴェノナ文書」を公開しました。その結果、アメリカのF・D・ルーズヴェルト政権内部でソ連のスパイが暗躍し、アメリカの対外政策に影響を与えていたことが判明し、第二次世界大戦史は大きく見直されています。

一方、日本政府も2001年に戦前の機密文書を一斉に公開し、実は1939年に日本外務省がソ連の対米工作に関する詳しい機密報告書『米国共産党調書』を作成していたことが分かりました。

 この『米国共産党調書』は、アメリカの「ヴェノナ文書」研究において大きな役割を果たすことが期待され、欧米で進んでいる近現代史見直しの動きを加速させることにもなります。幸いなことに、ヴェノナ文書の研究者からも、この『調書』の英訳を期待する多くの意見も聞いております。

 

今回、この『調書』をアメリカまたはイギリスで英訳・発刊することで、戦前の日本外務省のインテリジェンス能力の高さを内外に宣伝していくとともに、ソ連・国際共産主義の秘密工作について国際的な研究ネットワークを構築することを目指しています。

つきましては、この意義ある国際プロジェクトを成功させるべく、多くの皆さんに協力をお願い申し上げます。

 

●クラウド・ファンディング運用

プロジェクトチームは英語翻訳、英訳チェック、監修5名、管理部門スタッフ2名、私が全体統括を行い、計8名で計画を進めます。英語翻訳、英訳チェック、監修は大学教授や准教授、書籍を出版している翻訳家など、専門的な知見のある方で構成されています。

クラウド・ファンディングは、BASEを利用して行います。進捗管理は江崎道朗のDMMオンラインサロン「江崎塾」を運営するウェイク合同会社が行います。

クラウド・ファンディングの他に補助金取得の申請も行います。

英訳本の発刊は、2023年秋を目指します。その間、作業の進捗状況は、江崎道朗公式サイトにて随時報告いたします。

RETURN LIST

出品されている商品がありません。